神奈川県議会議員(青葉区:民主党)大井康裕
神奈川県議会議員(青葉区)大井康裕の「今日はこんな事がありました」
09/07/03 和田先生に熱弁を揮って頂く
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 県議会・6月定例会、今日は設置された5つの特別委員会の開催日となりましたが、今期いずれの特別委員会に属していない私は県庁に向うことなく、夕方まで地元での活動に徹しました。

 天気予報では午前中は何とかもつものの午後に入ると、それも時間が遅くなればなるほど降水確率が高くなり、しかも強く降ることもあるということから、夕刻、雨が降っていないのに大き目の傘を持参して自宅を出た私は民主党県連を目指しました。

 今夜は6時30分から県連3階会議室を用いて、私が会長を務める県連政調会主催による1回目の勉強会を開催しました。記念すべき初回の勉強会は、公私にわたって大変お世話になっている北里大学医学部助教で医学博士の和田耕治先生をお招きして、一時に比べると罹患者数は減ったものの、この秋から冬にかけて猛威を奮う可能性があるといわれる「新型インフルエンザ」について講演して頂きました。

 この春、和田先生は私の後援会の勉強会「生きがいフォーラム」でも講師を引き受けて下さいましたが、今日は県連の勉強会であることから、前半は新型インフルエンザの概要及び感染するメカニズム、また、極めて重要な予防策について、そして後半は新型インフルエンザはもちろん松本サリン事件や和歌山カレー事件、また千葉県で発生した集団食中毒など、人体に影響を及ぼす事件・事故が発生した際に国、また地方公共団体はどのような対応を図るべきか、あるいは連携を取るべきかなど行政の危機管理体制のあり方について、医師の立場から忌憚のないご意見を述べて頂きました。

 週末金曜日、しかも総選挙が直前に迫ったこの時期なので、各議会の議員のみなさんの出席率は正直芳しいものではありませんでしたが、話題が新型インフルエンザとあって勉強会に参加した人たちからはたくさんの質問が飛び出し、しかもその1問1問に対して和田先生が丁寧に答えて下さったことから、実に実のある内容の濃い意見交換会にもなりました。

 改めて貴重なお時間を割いて熱弁を揮って頂いた和田先生に心から感謝申し上げる次第ですが、できれば今日の和田先生のお話をぜひ参考にして頂き、党所属の各級議員のみなさんにはそれぞれの議会における医療担当者との論戦の材料にしてもらいたかったです。

09/07/03 常任委員会での審議がスタート
 県議会・6月定例会は本会議における審査(代表・一般質問)が終って、今日から常任・特別委員会での審議がスタートしました。今日は議会棟8、9階の各会議室すべつを使って8つの常任委員会が行われましたが、私は午前10時30分から始まった所属する文教常任委員会(赤井かずのり委員長)に出席しました。

 今議会、すなわち6月定例会は今年(平成21年)度最初の“定例会”であることから、どの委員会においても(いわば県議会の恒例行事ともいうべき)各所管部局の長から幹部職員の紹介並びに所管事務・業務の説明が行われます。委員会審議の初日となる今日、文教委員会では、まず山本正人教育長が県教育委員会教育局の幹部職員(各課長及び室長)を紹介、続いて笠原達夫教育局長が教育局の行っている事務・業務の概要説明、また、今議会に提案されている議案(※県立神田高校における和解についてなど)のほか、当局からの報告事項等々を詳しく説明しました。

 およそ1時間にわたるこれら“お約束セレモニー”が終った後、各会派に質問者による質疑が行われましたが、今日は時間の関係で自民党、民主党・かながわクラブの質疑のみで終了しました。私の所属する民主党・かながわクラブ県議団(田中肇団長)の質問者は親友の北井宏昭議員(戸塚区選出)。議員生活7年目にして初めて文教委員となった彼は、おそらくこの日、すなわち文教委員会で質問できる今日をずっと待ちわびていたに違いありません。ただ、真面目でシャイな彼は質問に入る前からずいぶんと緊張していたみたいで、また、質疑に入るとずいぶん力が入ってしまったようで、用意していたテーマすべてをこなすことができなかった模様です。

 彼は平成15年の統一地方選挙で私と同じく県議会議員に当選し、その直後から未来ある子どもたちの立場を尊重するべく、例えば、これまで世の中であまり議論されることのなかった「子どもたちとメディアの問題」(メディア・リテラシー)を県として調査し、施策に取り入れるべきだとか、また、日本人としての存在意識を高めるため、県立高校において日本史を必修化するべきだといった自論をもって、一生懸命調査・研究し、かつ県当局に訴え続けてきた人物であり、その地道な活動を傍らでずっと見てきた私には北井議員の気持ちが痛いほどよくわかります。彼の視点はユニークかも知れませんが、決して本質から外れているものではないことから、改めて彼と十分協議をした上で、今後私も当局に訴え掛けていきたいと思いました。 

09/07/01 後半戦の初日を迎えて
 5月臨時会の開会以降、土日を除けばほぼ毎日・・・と言っても過言ではないほど県庁もしくは民主党県連など関内方面に足を運んでいる私ですが、平成21年の後半戦初日となった今日、久しぶりに朝から夜まで地元・青葉区界隈での活動をこなしました。

 朝からどんよりとした、まさに梅雨らしい、精神的にも肉体的にも今ひとつ盛り上がることができない空模様でしたが、“ホームグランド”で活動するという行為が、こんなにも安心感というか満足感というか、何とも言えないやすらぎを与えてくれるのかと実感した1日でした。

 ところで、突然ですが、みなさんは民放テレビ各局が放映した今日・7月1日のニュース、とりわけ国内政治を取り扱った部分をご覧になったでしょうか?

 チャンネルを変えても、どこもかしこも麻生太郎総理大臣が覚悟を決めて実施すると目されていた党4役並びに閣僚人事が、結果的に超小幅なもの(※与謝野馨財務大臣が兼任していた経済財政担当大臣、及び佐藤勉総務大臣が兼任していた国家公安委員長、北海道・沖縄担当及び防災担当大臣)に留まり、却って自民党内での求心力をさらに弱めてしまったこと。また、口を開けば「地方分権のため」、「地方分権のため」と連呼しているものの、実際頭の中は自身の国政進出しかない東国原英夫・宮崎県知事が閣僚入りを果たせなかったこと。そして、民主党の鳩山由紀夫代表の政治団体に個人名義の献金が行われていたこと・・・こんなテーマばかりが何度も何度も報じられ、しかも、それは報道番組というよりはむしろバラエティ番組といった方が間違いないつくりになっていました。

 言うまでもなく衆議院議員の任期満了まであと2ヶ月。未だ明確な日程は確定していないものの、紛れもなく衆議院の解散・総選挙が目前に迫った今、永田町周辺は必要以上に騒がしくなっています。かつて国会議員の秘書として永田町暮らしを経験した私には、こうしたタイミングになると与野党問わず複雑怪奇な動きがいろいろと出てくることが理解できますが、おそらく国民のみなさんの多くは、この期に及んでこの国の政治家たちは何とも哀れでバカバカしいことをやっているのかと、怒りを通り越して幻滅さえ感じられることでしょう。

 そう遠くない時期に行われる総選挙。どの政党が勝つかということより、多くの国民が投票をボイコットしてしまうのではないかということが、私にとって最大の不安・懸念要素です。

09/06/30 新たな地方自治体の姿とは?
 今日で6月はおしまい。早いもので平成21年もその半分を経過したことになりました。

 そんな節目を迎えた今日、神奈川県議会・6月定例会は昨日同様に午後1時から本会議が開催され、5人の議員が一般質問を行いました。今日演壇に立った議員は順番に石井もとみち(自民、泉区選出)、平本さとし(民主、瀬谷区選出)、嶋村ただし(自民、港北区選出)、菅原直敏(民主、大和市選出)、そして国松誠(自民、藤沢市選出)の5氏でした。

 さて、その5名のみなさんの質問は1人ひとりの個性や主張がしっかり感じ取れるもので、どれも優劣つけ難い内容でした。ただ、決して贔屓目でいうのではありませんが、いずれも同じ会派の先輩・平本議員(※産業廃棄物の海洋投棄について、職員公舎の再編整備計画についてなど)、そして後輩・菅原議員(※指定管理者制度について)の質問は、しっかりとした調査の上に練り上げられた、大変素晴らしいものだったと思います。

 特に、平本議員が本会議での質問で幾度となく取り上げている「広域自治体と県内政令指定都市との関係について」は、同氏の質問の要旨はもちろんのこと、松沢成文知事がいったいどのような答弁をするのか、実に興味深いものとなりました。過般、日本最大の政令市である横浜市が大阪市、名古屋市と共に「都市州」という新たな地方自治体のあり方、すなわち常日頃、松沢成文知事が地方分権型社会に相応しい地方の形態である「道州制」にも組しない、「都市州」なる構想を打上げたことに対し、「知事の所見を伺いたい」と平本議員は質しました。

 これに対して松沢知事は、真の地方主権社会を目指して様々な地方行政のあり方を模索する動きについては肯定したものの、“道州”の枠から政令市だけが抜け出ることに不快感を示すと共に、「こうした議論は(当該する政令市だけで行うことなく)広くオープンな場で行われることが望ましい」とし、中田宏・横浜市長らが検討している「都市州」にはまだまだ課題が多く、“道州制”の方が優れているとの見解を示しました。

 この段階で“道州制”がいいとか“都市州”がいいとか、どちらか一方に軍配を上げることは容易でありませんが、共に国会議員の職を自ら辞して地方の首長に就任した「政治家知事」と「政治家市長」の攻防は、今後の地方分権改革の推進にとって有意義なものになることは間違いなさそうです。

09/06/29 本会議で一般質問が始まる
 神奈川県議会・6月定例会は今日と明日の2日間、本会議における一般質問が行われます。初日の今日は杉本透(自民、足柄上郡選出)、寺崎雄介(民主、相模原市選出)、亀井たかつぐ(公明、横須賀市選出)、杉山信雄(自民、川崎区選出)、そして岩本一夫(民主、茅ヶ崎市選出)の5氏が登壇。経済対策、雇用問題、医療・福祉問題、教育問題など多岐にわたるテーマが取り上げられ、これに対して松沢成文知事ら県幹部が答弁に立ちました。

 さて、代表質問とは異なり登壇者個人の自論や主張が尊重される一般質問ですが、今日登壇した5人の議員の質問も、それぞれの考え方に基づき構成された内容だったと思います。杉本議員は地元・県西部の最大の課題である県立足柄上病院について、寺崎議員は社会的にハンディキャップを負った人たちへの支援について、亀井議員は厳しい景況下における経済対策、雇用対策について、杉山議員は商店街の活性化など地元・川崎の諸問題について、そして岩本議員はご自身が独自に取り組まれている聾(ろう)者への支援や芸術・文化の振興など、なるほど、この人は日頃こうした点を意識・重視して活動しているのだなと感じさせるものでした。

 単純に誰の、どの質問が優れていたと比較できませんが、ただ、私にとっては未知の世界である聾者の問題を取り上げた岩本議員の質問は、実に考えさせられる内容のものでした。そもそも政治とは恵まれた人たちに対してではなく、むしろ社会的に様々なハンディを背負っている人たちのために機能するものであると考える私ですが、この聾の世界についてはまったく知識がなく、改めて勉強させてもらおうとの思いが膨らみました。

 それにしても、この質問に対する松沢知事の答弁は、役人の書いた文章をただ読んだだけといったもので、まったく“温かさ”が感じられませんでした。極めて残念・・・というか、こうした人たちに対して県はこのレベルの意識なのかと思い知らされ怒りと憤りを覚えました。

神奈川県議会議員・大井康裕




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Yasuhiro Ooi

Author:Yasuhiro Ooi
大井康裕(おおいやすひろ)
 神奈川県議会議員
 (青葉区・民主党)
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